えあろのアニメギャザリング

身内ネタ中心の記事を撒き散らすブログ

【2024冬時点】エアロの『好きなアニメで打線組んだ』【旧打線&新打線】

はじめに

どうも、エアロと申します。
みなさん、アニメはお好きでしょうか。

自分は大好きです。

過去作をイッキ見するのも好きだし、放送中の作品を毎週追いかけながら観るのも好きです。

この記事を書いている2024年冬クール(2024年1月~3月)においては、以下の40作品を毎週追いかけながら視聴しています。

  1. ダンジョン飯
  2. ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season
  3. 姫様“拷問”の時間です
  4. 魔法少女にあこがれて
  5. 僕の心のヤバイやつ 第2期
  6. 俺だけレベルアップな件
  7. 佐々木とピーちゃん
  8. 道産子ギャルはなまらめんこい
  9. 悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~
  10. マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
  11. 魔都精兵のスレイブ
  12. 弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
  13. ぽんのみち
  14. 即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
  15. 勇気爆発バーンブレイバーン
  16. ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
  17. メタリックルージュ
  18. ゆびさきと恋々
  19. 治癒魔法の間違った使い方
  20. 愚かな天使は悪魔と踊る
  21. 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
  22. 外科医エリーゼ
  23. 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd
  24. 魔女と野獣
  25. 望まぬ不死の冒険者
  26. 最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~
  27. スナックバス江
  28. 結婚指輪物語
  29. うる星やつら 第2期
  30. 戦国妖狐
  31. ぶっちぎり?!
  32. HIGH CARD season2
  33. 百千さん家のあやかし王子
  34. 月刊モー想科学
  35. 明治撃剣-1874-
  36. 葬送のフリーレン
  37. 薬屋のひとりごと
  38. シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
  39. アンデッドアンラック
  40. ラグナクリムゾン

また、並行して過去作もいくつか視聴しています。

 

「おいおい、アニメたくさん観てますアピールか?」
はい、そうです。

 

自分は好みでない作品や苦手な作品であっても、なるべく途中で切らずに視聴します。
いわゆる「好きだろうが嫌いだろうが、とにかくたくさん観る」スタイルです。

昔からこのスタイルだったかと言うと、そうではありません。
かつては今と真逆で「好きな作品に絞って、それらを繰返し観る」スタイルでした。

ではなぜ今の視聴スタイルに変わったかと言うと、とある作品に出会い、自分の中のアニメの常識をぶち壊されたからです。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題となります。
この記事では、自分にとって特に思い入れのある作品「打線」という形で紹介していきます。


打線について

打線は 1~9 + P の計10枠で構成されます。

自分は野球に詳しくないので、
「4番は強そうだから特に好きな作品を置こうかな」
「Pは花形だから、打線の顔になるような作品を置きたいな」
みたいな感じで、雰囲気で打線を組みました。

Q. じゃあなんでわざわざ打線なんだよ
A. ある人物から「打線を組め」と言われたから

というわけで、打線を組むならせっかくだし記事にしてみようと思った次第です。
なお、打線自体は以前も組んだことがあります。
ただし数年以上前の話なので、今回新しく作り直すことになりました。
(つまり ↑ の「打線を組め」は「打線を更新しろ」という意味ですね)

比較という意味も込めて今回は

旧打線:過去に組んだ打線
新打線:新しく組んだ打線

の2打線、つまり合計20作品を紹介してみようと思います。
なお、作品紹介ではなく『なぜこの作品が好きなのか』の紹介になります。
いつもは身内ノリの内輪ネタ記事しか書きませんが、この記事ではなるべくそういうのは抑えたいと思います。

 

参考記事

参考として、過去に自分が書いた記事を読んでみました。
この記事は、当時の自分が組んだ打線を分析する、という記事になります。


※内輪ネタで書かれた記事なので、読まなくて大丈夫です※

seleson-da.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

なんていい記事なんだ…(感動)

 

自画自賛、手前味噌、驕り昂ぶり言語道断…

他人から見たら、とても読めたもんじゃない文章かもしれない。

しかし、他でもない自分自身の言葉で書かれたこの記事は、約8年と4か月後の自分の心に深く刺さりました。

彡(゜)(゜)←がしつこいぐらい出てきたり、当時流行っていたネットスラングの乱用については正直いま読むと相当キツイものを感じざるを得ない…

でも当時はそれが一番ウケるだろうと思って書いたんだし、自分なりに良い記事にしようと頑張ってたんだなぁと感心してしまう。

 

でもこの記事、途中で書くの辞めてますやん…

筋金入りの飽き性で、何かやっててもある程度満足しちゃうとすぐ別のことに目が行ってしまうのは昔からです。
今回は頑張って書き切りましたので、よければ読んでやってください。

 

それではどうぞ。

 

※ネタバレを含みます※

 

 

旧打線

P. 悪魔のリドル


すべてのはじまり

誇張抜きで人生を変えた作品

時は2014年、エアロは某大学の某サークルに所属する大学生だった。
ある日いつものようにサークルの部室に行くと、同期のひとりがアニメを観ているところに出くわした。

その作品こそ悪魔のリドルだった。

無論当時のエアロがリドルのことなど知っているはずもなく、同期に対してそれは何だと尋ねると、そっそのお勧め作品で、DVDを貸してもらった」という答えが返ってきた。

 当時自分が所属していたサークル内には、アニメ好きが集まったグループが存在していた。

彼らは自分たちのグループのことをセレソンと呼んでいた。

リドルを観ていたその同期はセレソンのメンバーで、そんなセレソンの発起人こそが他ならぬそっそだった。

 

※以下、エアロの打線分析より引用(一部修正あり)

当時の自分は、セレソンメンバー、特にソッソ氏は異次元の存在だと思っていた。

そんな人がお勧めするアニメ・・・凄い気になる。

そう思ったエアロはソッソ氏に自分にも貸してほしいとお願いした。

初めてセレソンの人間に勧められたアニメだったので相当身構えて見た記憶がある。

 


~1周目~

あれ・・・普通に面白いじゃん。クソアニメじゃなかったのかこれ? 

当時の自分はソッソ氏のことをはクソアニメを喜々としてもてはやす変人と思い込んでおり(今は割と共感できる)、リドルもその類だと決めつけていたのだ。

観終ったら、「いや~なかなかのクソでしたね!」と言う気マンマンだったので、

予想に反してちゃんと楽しめてしまったことに困惑した。

兎角さんのポンコツっぷりや晴ちゃんの強キャラ感はもちろん、英さんの真の姿とか

ハサミ我那覇くん、しえなちゃんとかいうモブも含めてどれも魅力的だった。

しかし、最終話の兎角VS鳰の下りが全然理解できず、この程度ではちゃんと見た

って言えないなと思い、すぐさま2周目に突入。

 


~2周目~

ぼく「悪魔のリドルは神」

あまりの面白さに感動すら覚えた。

そして、全然話題になってないアニメでもこんなに面白いものがあるのかと思った。

今まで名作や話題作と言われるものしか見てこなかった自分にとって、それは信じ

られないことだったと思う。

悪魔のリドルというアニメにはそんな固定観念をブチ壊すほどのパワーがあった。

過去のエアロは死に、新生・エ東ロ角が誕生した瞬間である。

リドルがなければ今のエアロは存在しないと言っても過言ではない。


▼▼▼

悪魔のリドル」という作品を紹介されたとき、自分の中のアニメ観に革命が起きました。

「名作と言われていようがクソアニメと言われていようが自分で観るまで分からない」

「だったら可能な限り多くのアニメを観まくろう!」

それ以来、リドルのような、凄まじいパワーを持つアニメに出会えるのを心待にしながら、ひたすらアニメを観ています。

▲▲▲

推しポイント

リドルを観たことでエアロの中に大きな変化が起きたことは十分伝わったと思う。
では、そんなリドルの魅力とはなんだろうか。

自分にとってのリドルの魅力とは、

「奇跡的なバランスの上で成り立つ史上最高のガバガバシリアス

である。

当時、自分があにこれというサイトに投降したリドルの作品レビューを載せておく。

自分アニメ史上最高傑作

空前絶後の完成度を誇る、傑作中の傑作。
シリアスとギャグ、そのどちらにも傾きすぎない絶妙なバランス。
これを奇跡と呼ばずに何と呼ぶのか。
主人公・東兎角のポンコツ具合や晴ちゃん無双を始めとする、10年黒組のクラスメートたちが織り成す突っ込みどころ満載のバトルは、ガバガバシリアスという名のエンターテイメントとしてこれ以上ないものに仕上がっている。
衝撃の最終話、そして悪魔のリドルという作品の魅力を1話分に収めたOVAは必見。

そっそから奪い取った受け取った悪魔のリドル、今後も大事にさせていただきます。

 

 

1. ローリング☆ガールズ


はじめての担当作品

ロリガについて話す前に、担当作品について解説したいと思う。

担当作品とは?

セレソンの活動の一つに、担当決めというものがあった。
- クール開始時、自分が好きor好きそうな作品を選ぶ
- セレソンメンバー内でドラフトを行い、作品を獲得する
- 放送期間中、獲得した作品を盛り上げるように努める

それが「担当作品」であり、自分がセレソンに加入してはじめての担当作品がローリング☆ガールズだった。

 

推しポイント

例によってエアロの打線分析より引用(一部修正あり)

普通の女の子たちが普通に頑張るところが、自分のロリガの好きなとこです。

最終回、ちーちゃんが望未に「ノンスケは、わたしのマッチャグリーンだったよ」と言うシーンは何度見ても目頭が熱くなる。

 

以下、あにこれより引用

2015.07.28 03:46 by エアスケ

もし少しでも気になっているのであれば見てほしい。

多分、大爆笑も、大号泣もしないと思う。

でも、「フフッ」ってなったり、ちょっとはうるっとすると思う。

そんな所がこの作品の最大の魅力。

あくまでもモブであり続ける主人公たちの頑張る姿に心打たれること間違いなし。

自分の中では名作です。

担当作品システムによって、好きな作品をゴリ押しするということを覚えた。
その功績がそっそに認められ、セレソンメンバーとしてのポジションを確立するに至った。
ロリガという作品が持つパワーが、自分を動かしてくれたおかげである。

ロリガという作品がなければ、今もこうしてセレソン残党兵たちとつるんでいなかったかもしれない…

そして、若輩だった自分のロリガ推しに耳を傾け、ロリガという作品を好きになってくれたそっそに改めて感謝の意を。

 

エアロ「そっそは、わたしのマッチャグリーンだったよ」

 

 

2. 赤髪の白雪姫

エアロの心を鷲掴みにした「白雪」

 

キッズ「あのおねーちゃんの髪まっかっかなの!どうして?どうして?」

 

「林檎みたいにおいしそうでしょ?」

 

推しポイント

この作品の魅力は、なんといっても主人公「白雪」の存在だろう。
白雪というキャラクターにすっかり魅了されてしまったエアロは、当時口を開けば二言目には「白雪がサァ!」「オビがサァ!」とのたまうほどの傾倒っぷりだった。

ここがすごいよ白雪さん

- その特徴的な赤髪から自国の王子に目を付けられ、愛妾になれと迫られたため、単身で国外逃亡

「お前のせいじゃないけどね…」

 

- 手持ちの薬が毒でないことを示すため、剣の鞘を自分の腕に思い切り叩きつけ、自分で薬を服用してみせる

「生憎と毒を持ち歩く趣味はないよ」

 

- 山賊に捕まるも、タックルと薬草の知識で脱走する

 

- 矢を射られ、これ以上先に進むなと警告を受けるもお構いなし

 

- 見張り台から飛び降りる

「だいたい、何かを守ろうとしている人の懸命さも目に入らないような地位なんて」


「この見張り台より低いっての!!」

 

 

 

- そして伝説の名シーン…

 

「引け!娘!斬るぞ!」

 

「お好きに」

 

書いてて改めて思ったけど、やっぱ白雪って神だわ。

 

3. ランス・アンド・マスクス

名物キャラ「孫 大妃(スン・ターフェイ)」の登場

推しポイント

この作品に関しては、ぶっちゃけストーリー的なことは全然覚えていない
なぜそんな作品が打線に入っているのかというと、内容とは関係なく、やけに印象に残るシーンが盛りだくさんだからだ。


特にスン・ターフェイインパクトは凄まじいものだった。



スン・ターフェイが動いてる、あるいは喋ってるだけで面白いのズルいだろ…

 

ターフェイ以外にも、

 

「アリスチャーーーーーージ!!!!」

「自分 やったんですね やれたんですね!」

だったり、
(ちなみにエアロのユーザーアイコンの元ネタは↑これです)

 

白椿「ぷりゅ…(威圧)」

だったりと、見どころたっぷり…
と言いたいとこだが、流石に内容覚えてなさすぎるわこれ

前の3作品と比べるとポテンシャルは数段劣るにしろ、ここまで覚えていないものか。
まぁ観たの9年近く前だし、しょうがないね…

なんか若干ネガった感じになってしまったが、未だにランマスネタを擦ることもあるし息が長いのも事実。

いつか見返す機会が来るのだろうか…

 

 

4. ケイオスドラゴン 赤竜戦役

そっそと共に築き上げた大ケイオス時代

旧打線における不動の4番

エアロのアニメ人生において、最も熱狂したであろう作品。

今後、ケイオスを超えるほどの熱量を与えてくれるアニメが果たして現れるのか。
そう思わせるほどのパワーを持つのが本作。

 

まずは自分があにこれに投降した作品レビューをご覧ください。

話を見たとき、切ろうかと思った。
2015夏アニメの中でもぶっちぎりでつまらなかった。
全く話が頭に入ってこず、視聴するのが苦痛だった。
だが2話3話と話が進んでいくのを見ているうちに、アレ?これひょっとして相当面白いんじゃないか?と思い始める。
その時点で7話まで放送されており、ちょうど中盤で話を振り返るいい機会でもあったので、早速1話から見返してみた。

「なんだこの神アニメは…たまげたなぁ」

気づけばこのアニメの全ての要素が好きになっていた。
つながれものとか岩巨人とかキャヴァリア騎士団とか。
魔剣・七殺天凌に魅せられた婁震華のように、自分もケイオスドラゴンの虜になった。

オススメは絶対にしませんが、もし興味があるのであれば3周するぐらいの覚悟を持って臨んで下さい。
登場人物全員言えるようになっていれば、晴れて貴方も混成調査隊の一員です。

上記の作品レビューや打線分析の記事にも書いてあるが、どうやら最初は1番嫌いだったらしい。

・・・・

え?マジで?

ケイオスのことが好きになり過ぎて、自分でもすっかり忘れていた。

ただ、ある日ふと発した「おは緋エン」という言葉がセレソン内で大ヒットしたことで、ケイオスに対する考え方が変化したのは覚えている。

推しポイント

ケイオスという作品そのものとしか言いようがない。

ケイオスに関しては「このキャラが~」とか「こういうところが~」とか、作品内に特別好きな要素があったわけではない。

「○○という要素があるからこの作品が好き」ではなく「ケイオスだから好き」なのだ。

ケイオスというコンテンツにおけるあらゆる情報が目や耳に入ると問答無用で脳が歓喜するんだから、もはや理屈じゃないと言える。

  • ニル・カムイ
  • 皇統種
  • まじりもの/つながれもの
  • 還り人
  • 混成調査隊
  • シャーベット商会
  • 岩巨人
  • キャヴァリア騎士団

この辺の単語とか見るだけで未だにワクワクしちゃうケイオスキッズです。

 

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『婁震華(ローチェンファ)』抱き枕は家宝

 

 

5. キルラキル

唯一遺ったモノ

キルラキルセレソンに加入する前から好きだった作品の1つ。

転生エアロのアニメ追放ライフ

セレソンに加入したことで一度エアロは死んだ。
死後、逆張り人間に転生したエアロは、それまで好きだった人気作を次々と打線候補から追放した。

CLANNADコードギアスFate/Zero、シュタゲ、SHIROBAKO

どれも本当に面白くて素晴らしい作品だと思う。

しかし打線とはその人のアニメ観を語る、いわば碑文のようなもの。
そこに誰もが知る名作を並べたところで、その人の何が伝わると云うのだろうか。

『ただ観て面白かっただけの作品ではなく「このアニメはおれが育てた」と言える作品こそ、打線に加えるに相応しい』
↑これはそっその考え方だが、自分も概ね同意である。

さて、転生後すっかりセレソンの思想に染まったエアロだが、それでもなお打線に残り続けている唯一の作品キルラキルである。

キルラキルも名作だろ」
実にその通り。

だがどうしてもキルラキルだけは手放したくないと思った。
それはキルラキルという作品が、当時のエアロにとって好きなアニメの究極像だったからだ。

推しポイント

ケイオスの項で「ケイオスだから好き」と書いたが、キルラキルはその逆。
これでもかというほど好きな要素が詰まっており、まさに理想のアニメだった。

あにこれに投稿した作品レビュー↓

作風が自分の好みストレートど真ん中。
1話を見終わった時、あまりの面白さに感動すら覚えた。
ただ唯一惜しむらくは、盛り上りのピークを最終回に持ってこれなかった点か。
それ以外はほぼ完璧と言っていい。
とここまではべた褒めしているが、何だかんだで結構人を選ぶ作品だと思うので、興味があったら観てみるぐらいがいいかも。

 

エアロにとっての『ただ観て面白かっただけの作品』の究極像としてキルラキルは君臨している。
それを超える『ただ観て面白かっただけの作品』が現れるまで絶対打線から外さないし、そういう作品が打線に入ることはない。

 

6. ViVid Strike!

血みどろバイオレンス

リリカルなのはシリーズのスピンオフ、リリカルなのはViVid…のスピンオフが本作ViVid Strike!である。

そもそもリリカルなのは自体、とらいあんぐるハートという作品のスピンオフらしいので、ViViStはスピンオフのスピンオフのスピンオフと言える。
シリーズ全部追ってる人間いるのか?いるんだろうなぁ…

ViViStを見ていた当時、なのはViVid…というかリリカルなのはシリーズは1作品も観たことがなかった。
ViViSt視聴後、一応ViVidだけ観て↓の感想記事を書いた。

seleson-da.hatenablog.com

(言うほど感想記事かこれ?)

推しポイント

さて、ViViStを語る上で絶対に外せないのが第4話のこちらのシーン↓

視聴者一同「えぇ...(困惑)」

 

今でもあの衝撃は忘れられない。
この回でViViStは一気に話題をかっさらっていった。
そして注目を集めたところで、畳み掛けるかのように怒涛の神回を連発。

 

~6話~

「抜剣!」すると弱体化してリンネに肋骨をへし折られるミウ

 

~7話~

ジャニス・ゴートとかいうさいかわキャラ登場&即退場

 

~8話~

ひたすらヴィヴィオにボコられるリンネ

 

~9話~

フーカ「立てリンネ、人を見下して貶めるくせに辛くなったらすぐ逃げだす…」

フーカ「その腐った性根、ワシがぶち壊してやる!」

人を煽る時だけやたらと語彙力が上がるフーカ

 

~10・11話~

リンネとフーカの親友対決


序盤の衝撃展開で注目を集め、中盤では良質な笑いを提供し、終盤に差し掛かったところで王道かつ熱い展開に。
この展開が計算されたものなら本当に凄い。
興奮冷めやらぬ中、ついに迎えた最終回…

 

 

 

 

 

 

セレソン一同「えっなにこれは」

 

誰も『なのはシリーズ』をちゃんと観てなかったため、謎のワープホールと宇宙船が急に出てきたことにセレソンメンバーは度肝を抜かされたのであった。
こんな世界観だったの???

あとで知ったが、本編では時空管理局なる組織が出てくるらしい。はえ~…

 

 

7. 緋弾のアリアAA

続きを観るのがもったいない」レベル

緋弾のアリア』のスピンオフ作品。
ViViSt同様、アリアAAに関しても本編は観たことがなかった。
ViViStとアリアAA、この2作品には共通するものがある。
それは自分にとって

スピンオフ>>>>>>>>>>本編

であるということ。

ぼく「ViViStいけるやん!ViVidもみたろ!」
  ↓
ぼく「(白目)」

ぼく「アリアAAいけるやん!無印もみたろ!」
  ↓
ぼく「(白目)」

こいつ全然学習しねぇなぁ(呆れ)

推しポイント

やはり高千穂 麗の存在が大きい。

コッテコテの典型的な高飛車でどこか抜けてるお嬢様キャラ

しかもCVはあのブリドカットセーラ恵美さんですわよ!
自分の中では終身名誉お嬢様キャラ声優として絶大な信頼を寄せている。
お嬢様と言えば今は壱百満天原サロメ? 絆のアリルを6000兆回観てどうぞ
彼女の他にも魅力的なキャラが多数登場し、そいつらがわちゃわちゃしてるのが観ていて最高に楽しかった記憶…なのだが…

内容に関してはマジで何も覚えていない。

\どうなってんだー/ \何が打線だー/

いや、本当にごもっともです…
でも当時、面白過ぎて続きを観るのがもったいないと思い、こんな↓記事を書くほどハマっていたのは確かである。

seleson-da.hatenablog.com

↑この記事から引用すると、

ケイオスみたいに手塩をかけて育て上げたアニメの良さとも違う、

赤髪みたいに1人のキャラクターを極めたアニメの良さとも違う、

うまく言えないけど、なんかアリアAAにしかない良さがあるんです。

とのこと。
いずれもう一度観てみたいと思います。

 

 

8. やがて君になる

誰にも言えない、エアロの特別

 


(アニメ公式サイトより)

最初に目を引いたのはOP『君にふれて』
『慎重勇者ED』『ハコヅメOP』『乙女ゲーモブED』『メイドインアビス2期ED』などの名曲で知られる安月名莉子は、この曲をもってメジャーデビューを果たした。

www.youtube.com

※残念ながら公式のOP映像動画は見つからなかったので、OP映像は各々で探してぜひとも視聴してほしい。

なお、1話ではED扱い。スタッフロール中に流れる神曲に震えた記憶。

推しポイント

語ることは何もなし。

「まーた内容覚えてないのか?」
いえ、違います。

語ることがないのは、この作品に対して『誰とも共有せず自分の中のみに留めておきたい』という想いを抱いているから。

「それこそ打線に入れるべき作品ではないのでは?」

確かにそうかもしれない。
まぁでも、アニメって別にコミュニケーションツールじゃないからね!←打線の意義全否定なんですがそれは…

いや、もちろんアニメがコミュニケーションツールとして大いに役立つことは否定しないし、むしろ自分はそういうアニメのほうが好きなぐらいだ。
でも、だからといって『他人に語りたくない作品』の存在がダメだとは全く思わない。

単純に『打線』というシステムと相性が悪い、というだけの話である。

無論、打線が全部『他人に語りたくない作品』だったら流石にそれはどうかと思うが、一個ぐらいはそんな作品があったほうが打線に個性が出るのではないだろうか。

みなさんはその辺、どうお考えでしょうか?

 

 

9. サクラクエスト

終わりよければ全てよしの体現者

(アニメ公式サイトより)

最終回が良すぎるという、ただその一点のみで玉座を勝ち取った作品。

推しポイント

推しポイントについて、『やが君』の項ではゴチャゴチャと言葉を並べ立てたが『サクラクエスト』に関しては極めてシンプル

最終回の ↓ このシーンにすべてが詰まっている。

 

国王を退任し、由乃が間野山を去る日

 

間野山のみんなに見送られ、笑顔で手を振る由乃

 

 

最後に待っていたのは会長だった

 

走り出す会長

 

「木春由乃ー!ここはお前の街じゃー!」

 

「いつでも帰ってこーい!!」

 

ここで初めて涙を流す由乃

 

「木と春が離れ過ぎでーす!」

 

こんなん泣くに決まってるだろ…

別れ際、由乃が涙を流す相手が会長っていうのがいいよね…

 

 

P. 悪魔のリドル

1. ローリング☆ガールズ

2. 赤髪の白雪姫

3. ランス・アンド・マスクス

4. ケイオスドラゴン 赤竜戦役

5. キルラキル

6. ViVid Strike!

7. 緋弾のアリアAA

8. やがて君になる

9. サクラクエスト

 

以上、エアロの旧打線紹介でした。

ここまでで半分になります。ついてこれてますか??

過去に組んだ打線を振り返ってみると、思ったより内容を覚えてない作品が多かった。

「本当にそれで打線と呼んでいいのか?」という声が聞こえてきそうですが、改めて他の作品と比較してみても、やっぱりこの面子だよなーと自分自身では納得しています。

本当に好きなものなら忘れるはずがない、なんて言えたらカッコいいかもしれません。

しかし自分としては、たとえ忘れていたとしても好きだったことは覚えている、ぐらいの関係性ほうが気楽でいいと考えています。

「そういやあんなヤツいたな。いまも元気でやってるかな。久しぶりに連絡取ってみるか~」

そう思える作品が、自分にとっての打線アニメです。
そしてそんな連中が集まったのが、この旧打線になります。

 

 

続いては新打線の紹介となります。
「新しく打線を組め」というそっそからのミッションを受け、旧打線は旧打線として残したまま、0から打線を組んでみました。
ここからようやく令和以降の作品も登場します。

 

それではどうぞ。

 

※ネタバレを含みます※

 

 

新打線

P. であいもん

アニメ観るマンの復活

アニメ観るマンの死

リドルと出会い、アニメ観るマンに転生したエアロ。
そんなエアロだが、ある理由でアニメ観るマンとしてを迎えることになる。

その理由とは…?

 

 

なんの面白味もないが、就活と就職である。
まぁ実際には就活と呼べる活動などほとんどしていなかったが、働かなくてはいけないという状況が嫌過ぎて、「アニメ視聴なんかやってられるか!」という心境だった。
就活~就職を経験し、社会人になってからの数年間、アニメ視聴に対する意欲が消え失せていた。
流石に一切アニメを観ないというわけではなかったが、かつて1クールにおける視聴本数20作品は当たり前、時には40作品以上視聴したこともあった男が、ひどい年は年間視聴本数が2桁にも満たないという落ちぶれようだった。

 

アニメ観るマンの復活

アニメ観るマンとして堕ちるところまで堕ちたエアロ。
そんなエアロがアニメ観るマンとして復活するきっかけを作ったのは、やはりというか、そっそだった。

気付けば、アニメ視聴活動から離れて3年が経過していた。
詳細は伏せるがその時期色々あって、自分の中でようやく仕事との向き合い方に折り合いがつき、少しだけ余裕が生まれつつあった。

エアロ(当時)「そういえばここ数年まともにアニメ観てなかったなぁ…」
エアロ(当時)「久々に何か観てみるかぁ…」

そこで、そっそに対して「今やってるアニメで何かいい作品はないか?」と問うたところ…

そっそ「であいもんとかええんちゃう?」

であいもん…?
ばらかもんの親戚か何かか?←特に関係ないらしい
とりあえず観てみるかぁ…

~1話視聴~

はえ~、ハートフルなアニメやね
朝ドラみたいで観やすいわ

~2話視聴~

今回もいい話だった
主人公の和(なごむ)めっちゃいいやつだし好感持てるなぁ

~3話視聴~

アニメって、面白…!!

 

ここ数年間忘れてしまっていた『アニメを観るって楽しい』という感情をこのとき明確に思い出した。
正確には『であいもん』が思い出させてくれた。

そこからは早かった。
そのクールは『であいもん』を最終的に9本のアニメを視聴した。
さらに次のクールからは約20本ほどの作品を観るようになった。
そしてクールを跨ぐにつれて視聴本数はどんどん増え続け…
今では放送中の40作品を観ながら並行して過去作も追いかけるというアニメパクパク生活を送るまでに至った。

 

アニメ観るマン、ここに復活である。

推しポイント

やはり一番は『アニメを観る楽しさ』を思い出させてくれたこと。
本当にどれだけ感謝してもし足りない。

もしも自分がずっとアニメ観るマンとしての活動を続けていたとしたら、きっと『であいもん』を観ても打線に入れることはなかっただろう。
当時の状況で『であいもん』に出会ったからこそ、ここまで好きになることができたんだと思う。

そういうのも含めて、アニメ視聴って面白いんですよね。

ありがとう であいもん ←ジョイマンかな?

 

 

1. Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

エアロにとっての『好き』の象徴

 

誰しもアニメに対して『好み』を持っていると思う。
例えばそれはバトル系やラブコメ、推理モノといった『特定のジャンル』、あるいは『作画』や『音楽』なんかに好みを見出す人もいるだろう。
もちろん自分にも好みというものが存在する。

それは、『アニメらしい楽しげな動きをするアニメ』である。

以下、『キルラキル』の今石監督のWikipediaから引用(太字はエアロによるもの)

2000年代以降の日本アニメで多く見られる、現実に即した写真と見間違えるような背景や人間の身体的な癖まで描こうとするリアル志向のアニメーション表現に対し、写実とは異なるアニメならではの表現を模索している作家の一人。

↑ この『写実とは異なるアニメならではの表現』によって作られたアニメ全般が好きと言える。

ここまで紹介した打線作品で言えば

が該当する…と自分では思っている。
そしてこのDIYもまさにそのタイプの作品となる。

推しポイント

上記の通り、自分の好きな『アニメならではの楽しげな表現』で作られた作品であること(これを指す専門用語があるのかもしれないが、自分は知らないので知ってる方がいたら是非教えてほしい。)

この要素が入った作品に関しては、内容はあまり関係ない
なぜなら見てるうちにアニメーションの楽しさに引っ張られて内容も好きになっちゃうからだ(よっぽど中身がひどくない限り)。

 


自分がアニメに求めるのは本来そういうものなんです。

もちろん、重厚長大なストーリーや丁寧な心理描写、鮮やかな伏線回収、腹から笑えるギャグなど…そういった要素もお出しされたらそりゃ嬉しいですよ?

でも、そういった要素に目を向けるより先に『絵が楽しそうに動いている』という極めて根源的な部分に自分は注目しています。

そういう意味で言うと、このDIYはまさにエアロにとっての好きの象徴と言えるような作品でした。

またDIY部に会いてぇなぁ…

 

 

2. Extreme Hearts

最高のアイドルアニメ

ジャンル:アイドル

アイドルを題材としたアニメは数多く存在しており、Wikipediaにも ↓ のようにカテゴリとしてまとめられている。
ja.wikipedia.org

アイドルアニメというコンテンツの相性が良いからだろう。

エアロという人間は、アイドルというコンテンツ自体にあまり関心がない。
アイドルに限らず、アーティストやタレントと呼ばれる特定の個人あるいはグループのファンとして、いわゆる推し活と呼ばれる活動をした記憶がない。
何が言いたいのかというと、自分は『ジャンル:アイドル』が刺さるタイプではない、ということである。

そんなエアロだが、アイドルアニメに分類されるアニメの中で打線に入れるほど好きな作品が存在する。

それが『Extreme Hearts』(エクハ)である。

推しポイント

最初に心を奪われたのが、プレイヤーロボットの存在。

(アニメ公式サイトより)

 

要するに人数合わせのためのお助けロボットなのだが、『エクハ』の世界観を考察する上で彼女たちの存在は非常に興味深いものとなっている。

 

席が空いてるにも関わらず座ろうとしないロボットたち

 

自分たちだけ座ってる人間様を見てこの笑顔

(扱い悪くて)流石に笑っちゃうんすよね。
ヒトとAIの共存をテーマとした『AIの遺電子』というアニメをご存じだろうか。
その作品では知性を持つAIを人権を持った「ヒューマノイド」として扱っていたが、どうやらエクハのロボットたちにはそういったものはなさそうだ。

 

と、最初はこんな感じで全然話の大筋に関係ないとこばっか注目して観ていたのだが、自分の中で流れが変わったのが ↓ 3話のライブシーン。

 

ぼく「めっっちゃええやん…」

エクハのライブシーンはCGではなく作画となっており、全然動かない競技シーンとは対照的にかなり気合が入っている。

このライブで歌われる『Rise up Dream』も神曲だし、今まで観てきたアイドルアニメのライブシーンの中でも自分はぶっちぎりで好きになった。

ここからエクハ大好き人間となり、アリアAA以来の『面白過ぎて続きを観るのがもったいない』現象を引き起こした。

 

エクハが放送終了した2022年9月下旬。
「自分にとってエクハに並ぶアイドルアニメは今後現れないだろうな…」
そう思ったエアロであったが…

その数年後、エクハと同じ2022年夏クールに観ていたもう一つのアイドルアニメが打線入りすることとなる…

 

おまけ
以下、アイドルグループ紹介 ↓

RISE

 

May-Bee

 

Snow Wolf

 

LINK@Doll

 

スマイルパワー

 

BanShee

 

 

 

 

 

ZINGS

 

 

3. 神クズ☆アイドル

真・最高のアイドルアニメ

新打線を組むにあたって過去に視聴したアニメを振り返っていたエアロ。
そんなとき、ふと「もしかして神クズ☆アイドルって相当面白かったのでは?」と思い、もう1周したところ無事打線にぶち込まれた。

ちなみに放送されたのは2022年夏クールで、なんと『エクハ』と同じクール。
2022夏とかいう化け物クール (いうほどか?)

推しポイント

『ZINGSオタクの仁淀担トリオ』
ツギコ


しぐたろ

河川敷

 

はじめのうちは『わざとらしいオーバーリアクションで発狂してウケを狙ってるオタクトリオ』としか見ておらず、「あ~はいはい、そういうノリね…」と冷めた態度で冷笑していた。

~初見~

エアロ「う~ん、こういうノリあんま好きじゃないんだよなぁ…」

 

~序盤~

エアロ「はいはい、もう分かったから…」

 

~中盤~

エアロ「・・・フフッ」

 

~終盤~

エアロ「うおおおお!!!!ツギコ!!!しぐたろ!!!河川敷!!!」

はじめのうちは見下していたのに、完全に虜になってしまった。
自分が好きなものに対していつも全力でその上で本当に楽しそうな彼女たちの姿を見ているうちに、彼女たち自身はもちろん彼女たちの推しである仁淀くんたちのことも好きになっていった。

主人公のクズアイドル、仁淀くん
働きたくないという考え方に非常に共感が持てる。

1年前に交通事故に遭って亡くなり、幽霊になってしまった伝説の神アイドル、アサヒちゃん。アイドル系アイドル。

表情豊かでかわいい。

水着アサヒちゃんえっちすぎる。

そして忘れてはいけないのが仁淀界隈のトップオタ・ほっかむりさんこと瀬戸内くん。

全編通して一番好きなのが7話における ↓ このシーン。

「そうか…俺は」

「アサヒちゃんを忘れて、アサヒちゃん以外から元気を貰うのが…怖かったんだ」


このシーンほんと泣ける。

アニメ観るマンになってからはひとつの作品を2回以上観ること自体少なくなってしまったが、もう一度『神クズ☆アイドル』を観て本当によかったと思います。

 

 

4. ダークギャザリング

新打線の絶対的エース

『であいもん』によってアニメ観るマンとして再出発したエアロ。
そのときからあることを一つ決めていた。
それは、旧打線作品は殿堂入りとし、0から全く新しい打線を組むということ。
当時、打線が固定化 (ある意味完成と言ってもいい) されてしまっており、新規作品が入り込む余地がなくなってしまっていたからだ。
アニメ観るマンとして復活を果たした今こそ、もう一度はじめからスタートしてみようと思ったのである。

しかし打線の柱、即ちケイオスドラゴン』の後釜となる作品探しは非常に難航した。
ケイオス放送当時はセレソン全盛期。
あれほどの熱量をもって向き合った作品など後にも先にもケイオスしか存在せず、早々見つかるはずもないことは分かっていた…

しかし、2023年夏。
ケイオスが放送された2015年夏から8年後、その作品は現れた。
その名も『ダークギャザリング』
新打線における、絶対的エースである。

 

『やばいお化けを集めて悪霊を喰い殺そう』
『一緒に』

 

推しポイント

本作のヒロイン『寶月夜宵 (ほうづき やよい) 』ちゃん。
彼女は自分にとって『第二の白雪』と呼べるほど全アニメ作品の中でも特にお気に入りの存在となった。

まず目を引くのはその特徴的なビジュアル。
髑髏の瞳や大きなアホ毛、ほっぺがかわいい。

そして何よりシルエットがずんぐりしていて面白い。なんだそのデカい靴。
眺めてるだけでなんだか愉快な気分になってくる。
ダークギャザリングを観始めたとき、最初は内容自体に強く惹かれたわけではなかったのだが、『夜宵ちゃんが画面に映っている。ただそれだけで嬉しいし楽しい』という気持ちになっていた。
ただいるだけで嬉しいのに、そこに声や動きまで加わるともう手が付けられない。
その行動はめちゃくちゃアグレッシブ。

- タチの悪い悪霊には一切容赦なし

「人間に手を出しちゃダメ」


- 人間相手にも容赦なし。大の大人を酒瓶で殴り倒す小学3年生

「けど私が来たからには外道に自由などない」


- 悪霊相手に煽り散らかしながら攪乱する夜宵ちゃん


茶目っ気たっぷりなところも魅力的。

これほんと名画。

- どこから取り出したのか、急にポンポン持って応援する夜宵ちゃん

何度見ても天才的なデザインだと思う。
外面的キャラ造形と内面的キャラ造形、そのどちらも最高と言わざるを得ない。

そんな夜宵ちゃんというキャラクターの魅力をより一層引き立てるのが本作の世界観。
夜宵ちゃんの『やばいお化けを集めて悪霊を喰い殺そう』という台詞が『ダークギャザリング』がどんな作品なのかを一言で表している。

ファンの間でたびたび『悪霊ポケモンバトル』と称される本作。

  • 悪霊を捕まえて、
  • 蟲毒部屋にぶち込み、
  • 蟲毒を生き残った悪霊、即ち卒業生と呼ばれる強力な悪霊を生み出し、
  • 強力な卒業生を使役することで、さらに強力な悪霊を捕まえる

捕まえた悪霊を戦わせて、新しい悪霊をGETし手持ちを強化していく…
まさにダークギャザリングというタイトル通り。
そんな夜宵ちゃんの手持ちの霊の中でも特に強力な霊、通称『卒業生』
この卒業生たちが登場してからが『ダークギャザリング』という作品の本領発揮である。
以下、卒業生の紹介。

 

じゃきょうもんだいしょうじょう
邪教文大僧正』

 

じゅんこくきんごくおにぐんそう
『殉國禁獄鬼軍曹』

 

はくていりょうらんおとぎりおいらん
『魄啜繚乱弟切花魁』


 

せんごんけごんじじんどうじ
『千魂華厳自刃童子

 

さいろうサレこうべ
『斉弄晒レ頭』

 

げっしょくじんぜつくろあしゅら
『月蝕尽絶黒阿修羅』


 

かときのみたま
『過渡期の御霊』

カッケェ...
こういう要素もめちゃくちゃテンション上がるよね。

原作も全巻購入し、夜宵ちゃんのねんどろいどを予約するなど、すっかりファンになってしまった。
ここまで一つの作品にめり込むのは本当に久しぶりな気がする。

というわけで、エアロがいま最も好きなアニメが『ダークギャザリング』となります。
アニメは25話で一旦終了となったが、これからも『ダークギャザリング』という作品を楽しんでいきたいと思います。

 

 

5. 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

エアロとなろう系歴史的和解

アニメには「なろう系」というジャンルが存在する。

ja.wikipedia.org

なろう系がどういったものかについてはWikipediaに譲るが、人によって結構好き嫌いが分かれるジャンルと言われている。
そして自分はどちらかというと苦手な派閥の人間である。

数年前までは明確に嫌いという立場をとっていた。
なろう系が台頭する前、今となっては少し古い表現かもしれないが『俺TUEEE系』と呼ばれる作品群があり、元々それ系が好きではなかった。
そして「なろう系って全部俺TUEEE系なんでしょ?」という思い込みがあり、意図的に遠ざけていた。
しかし実際に観てみると、なろう系のすべてが俺TUEEE系というわけではなく、内容的に悪くない、なんなら面白い作品も存在すると分かり (無論嫌いなものも少なくないが) 「結局作品によるな~(苦手な作品のほうが圧倒的に多いけど)」と、若干だが考え方が軟化して『どちらかというと苦手』ぐらいに落ち着いた。

そんな、元々なろう系があまり好きではないエアロがはじめて打線に入れるほど好きになった初のなろう系アニメが本作冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』(Sランク娘)である。

推しポイント

「タイトルからしてSランク娘も俺TUEEE系じゃないの?」と思われるかもしれない。
そもそも俺TUEEE系が嫌いなのは『絶対的な力に見合わない、幼稚で傲慢な精神性を持つ主人公』が鼻につくから。
『ストーリーを好きになれなくても登場するキャラクターは好きになれるが、登場するキャラクターを好きになれないとストーリーも好きになれない』というのがエアロの持論。
自分の場合、キャラを好きになるとそのうちストーリーも好きになるパターンが多い。

その点、Sランク娘の主人公・アンジェリンにそういった部分はなく、むしろ非常に好感が持てるキャラクターだった。

(アニメ公式サイトより)

上記のキャラ紹介にもあるように、父親であるベルグリフのことが大好き。

 

(アニメ公式サイトより)

このベルグリフ本当にいいキャラしてる。
Sランク娘の魅力の5割はベルグリフにあると言っていいかもしれない。
『実力者でありながらも、それ以上に人格者』という、自分がかつてなろう系に抱いていたイメージとはまったく正反対のキャラクター像。
こんなカッコいいおっさん憧れちゃうわ。
アースとかいうとあるおっさんは見習ってくれ

 

homeward journey

www.youtube.com

セレソン内でよく『リコリコ現象』という言葉を使うことがある。
もちろん造語。

『リコリコ現象』とは『非常にエモーショナルなEDを流すことにより視聴者の本編に対する満足度が底上げされる現象』である。
アニメ『リコリス・リコイル』にあやかってそう名付けられた。
~本編~
リコリコ本編「千束!千束! たきな!たきな!」
視聴者「面白いなぁ」
ED「ここで神イントロ!」♪デレッ デレッ デレッ

視聴者「!?」
~ED~
さユり「♪キミノテヲニギッテシマッタラ~」
視聴者「今週も神だったわ…」
といった具合である。

ちなみに ↓ はリコリコ現象の逆パターン『■■の■■現象』(作品の名誉のため伏字)

自分はあのED別に悪くないと思うけどなぁ

話が逸れたが、Sランク娘EDが流れるたび、自分の中で『リコリコ現象の極致』みたいなことが起こっていた。
毎回EDが流れるたびに名作映画を観終わったときのような満足感が押し寄せてくるのである。

何がそんなに刺さったのか自分でも謎だが、毎週そんな気分にされてしまったおかげで気づいたときにはSランク娘のことが滅茶苦茶好きになっていた。
また、お世辞にも作画がいいとは言えない本作だが、むしろそれが味わい深さを出していると思う。


↑ この感じめっちゃ好き。

あと最終回普通に泣けました。こいついっつも泣いてんな

 

そしていつしかSランク娘はなろう系作品として初の打線入りを果たしたのであった。

昔だったらタイトルだけ見て「こういうのどうせ自分には合わないだろうし観なくていいわ」と0話切りしていたかもしれない。
ジャンルの好き嫌いを問わずアニメを観るようになったおかげで、また一つ自分の世界を広げることができて良かったなぁと思う。

 

 

6. おちゃん

理想のアニメ×エロ

推しポイント

DIYの項でエアロが好きな『アニメならではの楽しげな表現で作られたアニメ』について触れたが、『おにまい』も自分の中ではそのカテゴリに分類される作品となる。
そしてもうひとつ、おにまいで深くエアロに刺さった要素が存在する。

それはずばり『エアロの性癖に刺さるエロさ』
この一言に尽きる。

 

!注意!
ここからしばらく下ネタおよび下品な表現を用いた便所の落書きが続きます

 

あたシコアニメは悪

エアロは常日頃からセレソン内でこんな主張をしている。
それは「あたシコアニメは悪」という主張である。
あたシコについては ↓ を参考にしてほしい。

dic.nicovideo.jp


あたシコアニメとは?

単にエロ要素があるアニメを指して『あたシコアニメ』とは呼ばない。
重要なのはエロ要素がメインかどうか。
つまりあたシコアニメとは抜かせることが目的となっているアニメのことである。
※いわゆるエロアニメは該当しない。あくまで一般アニメにおける話

急になにを言い出すんだという話だが、自分は性的欲求を満たすためにアニメを観ているわけではない。
オブラートに包まず言えば抜くためにアニメを観ているわけではない。

抜くというのは、自分の性的嗜好に沿ったもの (オカズ) を探し出し、いちばん興奮できるシーンを見極め、「ここだ!」というタイミングで絶頂射精するという行為である。
AVやエロ同人誌は抜いて貰う目的で作られたものであり、自分もそのつもりでそれらのコンテンツに臨んでいる。
AVは抜ける箇所まで容赦なく飛ばすし、エロ同人誌もグッとくるシーンを何度も行き来する。自分の性癖に合わなければ見るのをやめて、別のオカズ探しに切り替える。
まさしく抜くためのコンテンツの正しい使い方だろう。
抜きたいときに好きなオカズで抜く、それが在るべき姿。
しかし、『あたシコアニメ』はその行為を邪魔する悪しき存在なのだ。

初見でのアニメ視聴は極めて受動的な行為だと言える。
視聴者は見たい・見たくないに関わらず、あらゆる情報を受け止めなくてはいけない。
だと云うのに、あたシコアニメは視聴者の性的嗜好にマッチするかどうかも分からないエロ要素をひたすらに垂れ流す。
抜けないオカズを見続ける時間ほど苦痛なものはない。
だからこそ、性的欲求を満たす行為は能動的なものでなくてはならない。
繰り返すが、アニメ観るマンとして自分は抜くためにアニメを観ているわけではない。
…と言いつつも、適度なエロ要素は嬉しいし、むしろどんどん入れてほしいぐらいだ。
だが、『エロいこと』を第一とし、自らオカズたらんとするアニメに対して「お前は間違っている」と声を大にして言いたい。

こっちは勝手にシコるから、あたシコしないでくれ、と。

 

何が言いたかったのかと云うと

「おにまいは抜ける」

というお話でした。

 

 

7. アンデッドガール・マーダーファルス

君だけのマーダーファルス

本打線における問題児。
正直なんでこの作品が打線に入っているのか自分でも分かっていない。

完全にアウトオブコントロール
どうしてこうなったのかを探るべく、当時を振り返ってみようと思う。

 

- 1話 -

人外×ミステリー?めっちゃ良さそうやん!
エアロ「今期はマダファルで決まり!!!!」
セレソンメンバー「あっそっかぁ…(無関心)」

 

- 2話 -
吸血鬼編

うおおおお!こういうのでいいんだよ!

エアロ「マダファル最強!マダファル最強!」
セレソンメンバー「うーん…」

 

- 3話 -

う、うおおお? (あれ、まだ吸血鬼の話終わらないんだ…)

エアロ「マ、マダファル最強!」
セレソンメンバー「なんか津軽の喋りうっさくね??」
エアロ「なにが???それが一番面いンだわ!!!」
セレソンメンバー「すまん、おれら切るわ」
エアロ「お、おれのマダファルは最強なんだあああ!!!」

 

- 4話 -

『さあさあさあ。寄ってらっしゃい見てらっしゃい、どなた様もお入りください』



『これよりご覧に入れますは、身の毛がよだち泣く子も黙る戦慄恐怖の大見世物。世にも珍しき鬼殺しにございます』


『親の因果は知らないが、唸り沸き立つこの姿』


『一撃当てればぴたりと殺す、文字のごとくの必殺芸』


『殺せぬ怪物この世に無し…いえいえ。お代は見てからで結構です』


『ただし』


『見たあと生きていられたらのお話ですが』


「なんなんだ…お前」
『それをこれからご覧いただくんです。青き術師の語るもの、人の身外れた怪奇譚』


『それもそのはずあたくしァ、人であれども人でなし。人でなしたァ人聞きが、酷いもんだと思われど』


『ひとまず聞いておくんさい。真打津軽の恥さらし。あそぉれ』


『維新動乱ひと段落、明治も三十路過ぎる頃』


『お上のしかけた大虐殺、怪奇一掃大掃除』


『世に数多いる妖怪を、追って捕らえてぶち殺す』


『そもそも掃除を担うなァ、荒くれどものお仕事で』

『その名もズバリ鬼殺し。最強部隊…鬼殺し』

 

『若手で可愛がられてた、真打津軽もその1人』


『遠く離れたこの地でも、拙い芸をお見せします』

エアロ「なんなんだ…お前」
こ、これがおれのマダファル…?

テンポが悪いというか、事件発生から解決に至るまでが長い。
そのせいで毎回なんかモヤモヤしたまま終わることが多い。
というか解決編も津軽の口上とバトルを延々見せつけられるので「おれは何を見せられているんだ?」感がすごい。
正直これはマダファル自体が悪いわけじゃなくて、1話あたり23分程度しかないアニメという媒体との相性の問題な気がする。
1話1時間あれば、こんな風に感じることもなかったのではないだろうか。

そんな感じで、4話時点でエアロの中でマダファルは何とも評価し難い作品となってしまった。
しかし「今期はマダファルで決まり!」と宣言してしまった手前、早々に掌を返すわけにもいかず、なんとかマダファルを応援しようとするエアロであったが…

 

- 5~8話 -
倫敦編

シャーロック・ホームズ 
『ジョン・H・ワトソン』


『アルセーヌ・ルパン』


『ファントム』


『ジェームズ・モリアーティ』


アレイスター・クロウリー


カーミラ


『ヴィクター』


『ジャック』

ダメだ…自分の中で評価できる要素が見つからない…

エアロ「こ、これもう実質Fateだろ…(震え声)」
セレソンメンバー「よかったね」

 

- 9~12話 -
人狼

やべぇ…今までで一番内容が入ってこねぇ…

エアロ「わりぃ…やっぱつれぇわ…」
セレソンメンバー「言えたじゃねぇか…」

己の力不足により、マダファルを評価してあげられなかった…
1話を観たとき「これは絶対名作だ!」という確信があったのに…

そして迎えた最終回。

- 13話 -
最終回

エアロ「はぁ…これでマダファルもおしまいか…」

(再生ボタンポチー)

 

www.youtube.com

 

♪ピョロロロロロロ~
デデデデーデデデ! デッデッデデデ♪

エアロ「!?」

「アレイスタァァァ!!!」
「クロウリィィィィ!!!」

「おやどうも。こんにちは」

夜風も♪ 惑わす♪
旋律がBlooming♪

カーミラァァァァ!!!」

これはJokeでも Gameでもないのよ♪
Alright? ♪

「静句ゥゥゥゥ!!!」

誰も彼もがRival♪

混沌のDesire♪

Hide and seek,so dangerous night♪

「意味がない。ホントに意味がない。あなたも人狼も」

Tick tick tick…♪
時計仕掛けabove the 摩天楼♪
そっと忍ばす♪
My heart is a trap and bomb♪

「あなたたちは機関車で、私は解体業者。理解できますか?」

Ah-ah-ah 群がる視線を抜け♪
(Who's the survivor♪)

「さようなら…醜い怪物っ!」

勝負は一度きり♪
今火を点けて~

ジリジリッ↑と~♪

求めるGimme more♪

「昼間の借りをお返しに来ました」

誰かに盗られる前に♪
ほらLove is burning♪

「気をつけろ。そいつの鎖は」

熱を感じて♪

「見てましたァ宍戸梅軒みたいな人ですね~」

ヒリヒリッ↑と~♪

刺激的Romance♪

(ふがふがすな~♪)

導火線の行方は♪
風まかせ♪

運命のCountdown♪

デデデデーデデデ! デッデッデデデ♪

デデデデーデデデ!
デデデデーデデデ!
デデデデーデデデ!
デ、デ、デ、デ!

「アリス…」

エアロ「なんだこれは…たまげたなぁ」

圧巻。圧倒。開いた口が塞がらないとはこのことか。
冒頭からこんな勢いのある最終回みたことないよ。
ていうか君こんなアニメだったっけ???

そういうわけで (どういうわけで?) 無事エアロは自分だけのマーダーファルスを見つけることができました。 (自分だけのマーダーファルスってなに?)

この記事を見てくれている貴方も、是非貴方だけのマーダーファルスを見つけてほしいと切に願っています。

 

 

 

だから、なんでコイツは打線に入ってるんだよ???

 

 

8. 体操ザムライ

6話がよすぎてすべてよし

(アニメ公式サイトより)

旧打線におけるサクラクエスト最終回が良すぎるという理由で打線入りしたが、この『体操ザムライ』は最終回でもなんでもない6話があまりにも良すぎるという理由で打線入りを果たした作品である。

普通の作品であれば、どれだけ途中が良くても最後が微妙だと打線入りする可能性はかなり低い。
実際、序盤や中盤にかけて滅茶苦茶盛り上がったにも関わらず終盤に勢いを落としてしまい最終的な評価が振るわなかった作品は数多く存在する。

では『体操ザムライ』はどうかと言うと、ちゃんと最終回はよかった。
しかしそんなことは最早どうでもいい。
それぐらい、とにかく、ひたすら、6話が好き過ぎるだけで打線入りした。

 

推しポイント

何度も言ってるが、6話。これがすべて。

 

(アニメ公式サイトより)

主人公・城太郎の娘 レイチェルこと荒垣 玲のメイン回。
文字と画像でほぼ丸々お届けします。
(ネタバレ嫌な人は飛ばして下さい)

 

 

コーチから日本と中国の合同合宿の話を聞く城太郎

 

しかし合宿の日程は、城太郎の娘・玲の誕生日と被っていた

 

玲の祖母が経営するバーにて
荒垣家に居候する謎の忍者「レオ」が帰ってこないという話に

 

自転車を押して帰路につく玲

 

合宿の件を玲に伝える城太郎

 

ペットのビッグバード

 

学校にて

 

ついクラスメイトを睨みつけてしまった玲

 

亡き母の墓前でそう呟く玲

 

それでもやっぱり元気がない玲

 

合同合宿に関する説明会の日

説明会中、玲から「今日帰りはどのぐらいになる?」と電話が

 

料理を振舞う相手もおらず、買ったフライドチキンを食べる玲

 

不機嫌な玲

 

有名女優だった母が出演する映画でも見ようとする玲

 

ガッ

 

玲が目を離したスキに、フライドチキンを発見したビッグバード

 

共食いだったと気づき、ショックで失神するビッグバード

 

倒れたビッグバードを発見した玲
城太郎や祖母に連絡を試みるも、城太郎は携帯の電源を切っており、祖母は客の歌で電話が聞こえていない

 

自転車のカゴにビッグバードを乗せ走る玲

 

走りながら、ビッグバードと初めて出会ったときのことを思い出す玲

 

母親が亡くなって間もない頃

 

祖母が1羽の鳥を連れてきた

 

城太郎「なんだよその鳥」

祖母「南米の知り合いから譲ってもらったんだ。幸運を呼ぶ鳥だってさ」

 

玲「ビッグバード

 

ビッグバード「ワラエバ エエンヤデ」

 

病院にて

 

玲「わたしのせいだ…」

 

誰もいない家に帰ってきた玲

 

しばらく経って、帰宅する城太郎。
しかし玲の姿がない

 

同じく帰ってきたレオ

 

置きっぱなしになっていた玲の携帯電話に祖母からの着信
電話に出る城太郎

 

玲を探しに出る城太郎とレオ

 

祖母とあゆも各所に応援を要請

 

歩道橋の上でひとり佇む玲

 

カラーギャングギャルサーに囲まれる玲

 

実はどちらもそれぞれ祖母とあゆの知り合いで、玲のことを探していたのだった

 

玲の元に到着する祖母

「家にいたくなくて」
「今までだって、大会あるときとかお父さんがいないときあったし」
「BBがいるだけで大丈夫だったんだけど」
「レオが来てからお父さんいないときもいつも一緒にふざけたりにぎやかで」
「話も聞いてくれて」

「そしたらレオがいなくなっちゃって」
「急に大丈夫だったことが大丈夫じゃなくなっちゃって」
「やなこと言ったり怒ったり、BBにもひどいことしちゃうし」
「お母さんみたいになりたいのにどんどんそうじゃないほうにいっちゃって」
「どうしていいか分かんなくなっちゃって」

「そうだったのかい、そりゃあ相手が悪かったね」
「そもそも知世(玲の母)はお前が思ってんのとちょっと違う」

「口だけじゃ済まないときもあったね」

「お母さんが?」
「誰だって、息抜きや発散しないとしんどいさ」
「特にお前の父さんは、遠慮してたら何にも分かっちゃくれない」
「もう鈍感ってレベルじゃないからねぇ」
「でも…」
「そんな素振りは一度も見せなかった?」
「いっつも優しくて、いっつも笑ってて、いっつもお父さんを支えてて…」
「可愛い娘には、いつだって一番いいとこを見せたかったんだよ」
「お母さんの仕事はなんだい?」

「大女優…!」
「お前はずっと特等席でその芝居を見てたってわけさ」
「だからお前が我慢することなんて何一つない」
「言いたいことはなんだって言っていいんだ」

 

駆け付ける城太郎
城太郎「玲ーっ!!」

 

今までずっと我慢してきたことを思い返す玲

 

そして、今までずっと言えなかったことを口にする玲

「えっ…」
「お父さんが自転車買ってくれたの…すごい、すごい嬉しかったの」
「でも、そのときお父さん大会前だったし、乗り方教えてって、言えなくて…!」

 

 

玲が今まで一度も自転車に乗らず、押していたことに気づく城太郎

城太郎「玲っ!父さん…!ご、ごめん!ごめんな…!玲…!」

 

 

どこからともなく現れるレオ

 

後日、すっかり元気になったビッグバード

 

みんなで自転車に乗る練習

 

これ書くためにこの回見返したけどやっぱ滅茶苦茶泣いたわ。

 

 

9. 夢見男子現実主義者

好き勝手に考察する楽しさ

(アニメ公式サイトより)

イントロダクションにもある通り、主人公・佐城はヒロインである夏川に熱烈なアプローチをかけていた。
しかし、ある日サッカーボールが頭にぶつかったことで佐城は突然思考が現実主義になり、夏川に対して一歩引いた行動をとるようになる。

推しポイント

このアニメはエアロにとって非常に考察し甲斐があった作品である。

普段のエアロはアニメの考察など全くしない。
しかし、この作品は自分なりに考察した。しまくった。
その割にはアニメは1回しか観ていないし、原作も読んでいない。
なので自分の考察が当たっているのか、それとも全くの見当違いなのかは分からない。
しかし今後答え合わせをするつもりもない。
なぜなら、考察する時間が楽しくてそれだけで満足してしまったから。
そんな無責任な考察だが、ここに記しておこうと思う。

考察したのは『本作の世界観』について。

この『夢見る男子は現実主義者』の世界は小説やアニメの中の世界であり、その世界において佐城のみが現実世界の人間としての思考を有している…のでは?

という仮説を立てた。

物語冒頭、佐城はヒロインに熱烈なアプローチをかけていた。
この『ヒロインに熱烈なアプローチをかける』という行為は、典型的なフィクション作品におけるキャラクターの行動であり、現実世界においては犯罪にもなりかねない異常な行動である。
そのため、サッカーボールが頭にぶつかり現実世界の人間としての思考(あるいは自我)に目覚めた佐城は、今まで自分がやってきた行為の(現実世界における)異常性に気づき、夏川へのアプローチをやめるに至ったのではないだろうか。

しかし、それだけでは『創作物としての世界において、主人公だけが現実世界の思考を有している』という仮定の根拠としては弱い。

だが、その根拠を裏付ける描写が存在する。
それが、4話で佐城が髪を黒く染めるというシーンである。

染める前

 

染めた後

いや何も変わってなくね???

しかし、佐城含め周りのキャラは全員「髪染めたんだ」というリアクションを取る
これは一体どういうことか。
前提として本作は色々と作画がおかしい(こんな悲しすぎる前提ある?)のだが、もはやこれは作画ミスとかいうレベルではない。
なぜこんなことになっているのか…?
まぁぶっちゃけ「主人公が髪染めてんのに色指定もできてないぐらいヤベー作品」というのが一番あり得そう。
しかし、ここは敢えて深読みして「作画ミス以外の理由がある」と仮定して考えてみよう。仮定に仮定を重ねるのが考察と言えるのか分からんけど

なぜ髪の色が一切変わっていないのに登場人物たちは髪色が変わったと認識しているのか。

その理由は、

本作が創作物であるため、髪色の概念が現実とは異なる

からではないだろうか。

ここでヒロインである夏川に注目してほしい。

夏川は校内において優等生で通っているのだが、現実にこんな髪色の優等生いるわけがない。

ご存じの通り、これらはフィクション作品における『お約束』というやつ。
ピンク黄色

個性を出すため、現実ではありえないような髪色(地毛)を持つキャラが当然のように受け入れられている。

そのため、佐城の髪色についても本作の世界の住人たちにはちゃんと染まって見えてるのではないだろうか。
じゃあ佐城視点はどうなってるんだよというツッコミは無視します

 

以上、推しポイントとして考察し甲斐があることを述べてきたが、内容自体もすごく良かったと思う。
現実主義者になった佐城が、周囲の人間の抱える問題や悩みをバッサバッサと斬り伏せて解決に導く様子は見てて気持ちよかったし、何より佐城本人のキャラクター性が好きだった。

配信媒体が少なくなかなか見返す機会もないだろうけど、いつかまた観てみたいと思える作品でした。

 

 

P. であいもん

1. Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

2. Extreme Hearts

3. 神クズ☆アイドル

4. ダークギャザリング

5. 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

6. お兄ちゃんはおしまい!

7. アンデッドガール・マーダーファルス

8. 体操ザムライ

9. 夢見る男子は現実主義者

 

以上、エアロの新打線紹介でした。

自分でもかなり納得感のある面子を揃えられたと自負しています。マーダーファルス以外。
特に『ダークギャザリング』は、アニメという垣根を越えてコンテンツそのものに嵌るほど好きになることができました。
また、『神クズ☆アイドル』もまさかここまで好きになるとは思いもしなかったです。
この打線の多くは『いい意味で予想を裏切ってくれた作品』でした。
自分は、自分の予想を超えるような刺激を与えてくれる作品を求めているんだと思います。

この記事を執筆している2024年3月現在において、まだこの打線は未完成。
これからも浴びるようにアニメをたくさん観て、まだ見ぬエアロの好きな作品に出逢えることを心待ちにしたいと思います。

 

 

というわけで、エアロの『好きなアニメで打線組んだ』でした。
まさかこんなボリュームになるとはね…

こんなくだらない記事を最後まで読んでくださった方がいるかどうか分かりませんが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最後はあのアニメのラストシーンで締めくくりたいと思います。
あなたのアニメ人生によき出逢いがあらんことを!

 

 

 





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