2024年1月中旬、エアロは悩んでいた。
2023年視聴アニメ作品のTier表を作ったのだが、その出来に納得できなかったからだ。
「本当にこの作品がAでいいのか?」
「コレとアレが同じTierでいいのか?」
「あの作品がBなのに、この作品がCなのはおかしくないか?」
「そこそこ好きとそこそこ面白い、評価するならどっちが上なのか?」
20本程度なら感覚でランク付けしてもそこそこ納得いくものができるが、これが40本や50本、果ては100本と増えていくと、必ずどこかで自分の中の評価基準が破綻してしまう。
悩みに悩み抜いた結果、ある一つの結論に至る。
「面白い」と「好き」を別々に評価すればよいのでは?
そうして生み出されたのが
「MT図」である。
MT図とは
正式名称:マザーテレサ図
2024年1月末日、従来のTierランク方式に疑問を持ったエアロイドヤコンガハルキ博士が提唱した新たなアニメ評価の手法。
アニメの評価を
x:面白い ⇔ つまんね
y:好き ⇔ 嫌い
という2次元ベクトルで数値化し、x-y座標平面上に該当作品を図示するというものである。
MT図の良い点
- 単純な上下で作品をランク付けすることの難しさを解消し、納得感のいく評価が可能
MT図の悪い点
- 評価が近しい作品同士が重なってしまい視認性が落ちる
MT図の名前はマザーテレサの名言、「好きの反対は無関心」から。
この図では好きの反対は嫌いになっているが、「原点の座標に近い作品」=「無関心な作品」ほどその人にとって視聴する価値がなかったという評価となる。
というわけで今回はこのMT図を使って2024冬アニメを振り返ってみたいと思う。
その作品に対するひと言コメントとともMT図のどこに位置するかを示す、という形式で紹介する。
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
基本的になろう系は嫌いだが、悪役令嬢モノには耐性があるエアロ。
なんなら好き寄りと言ってもいいかもしれない。
そんな悪役令嬢モノの中でも「ループ7回目」は個人的に結構上位に入る作品。
少女漫画のようなビジュアルにも関わらずヒロインの胸がクッソでかいというギャップが非常にグッとくる。
なおヒロインのCVは長谷川育美。
どこぞの育アン夫婦と違い自分は育シンなので、その点もありがたい。
あまりにも見た目が良すぎるテオドール殿下。
その上CV伊瀬茉莉也なのだからもう最高最高&最高。
頼むから『中性的なキャラには女性声優を起用しなくてはならない』という法律を作ってくれ。※ただしリオ・フォーティア役の早乙女太一は除く
果たして村瀬歩・山下大輝・山本和臣・榊原優希という中性声男性声優四天王を打ち倒す日は来るのか。
OPのドスケベダンスほんと助かる。
ぶっちぎり?!
とにかくOPが良すぎる。
ぶっちゃけこのOPがなかったら嫌い側にぶち込まれていたと思う。
本編はもうちょっと早くエンジンかかってればなぁという印象。
毎回挟まれる本編と全く関係ない先生の下りとか結構好きだった。
アンジュ・ヴィエルジュの訓練姉妹とか、本筋に関係ない謎パートが唐突に挟まれる作品好きなんすよね。
やっぱ別に好きじゃなかったわ。
明治撃剣-1874-
時代劇という確立された人気ジャンルなだけあって面白かった。
推しの三上哲や佐藤せつじが出演しているのも嬉しいポイント。
↑のCV園崎未恵のやつもっと出して欲しかった。
百千さん家のあやかし王子
いや~キツイっす(素)
でも百千ふられ音頭は流石に笑っちゃった。(どこにも画像落ちてなくて悲しい)
「僕の姿を 見てはいけないよ───」←その通りでした。
うる星やつら 第2期
もはや毎クール良曲をお出しするだけの存在。
あたるのキャラクターをギャグとして笑えない時代なもんでさ。
治癒魔法の間違った使い方
兎人と先輩の軽妙な掛け合いが嫌いです。
兎人とローズの罵倒合戦から滲み出る「こーゆーのおもろいっしょ?w」感も嫌いです。
コイツは格好がえっちすぎるので大好きです。
CVがあの河川敷でお馴染みの上田瞳というのも見過ごせないポイント。
道産子ギャルはなまらめんこい
本編OPED全てにおいて高水準。
内容も気軽にスッと見れるし、何よりキャラがかわいくてエロい。
登場時、あまりに強すぎて禁止カード扱いされた伝説のキャラ・秋野さん。
CV花守ゆみりというのも無敵さに拍車をかけている。
ドスケベふゆみな。
このシーンの良さを伝えるためにスライドを作ったまである。
あまりにもデカすぎるふゆみなママ。
横の忍者は特に言うことないっす…
毎週大量の作品を追いかける視聴スタイルの自分からすると、こういう作品の存在は非常にありがたかった。
オーイシのライブシーン、🤓🤡を入れてるの芸が細かくて好き。
最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~
ここすき。
愚かな天使は悪魔と踊る
『会話劇が面白いアニメ』っていうまとめスレのサムネがこれで笑った記憶。
多様性の時代やね。
俺だけレベルアップな件
最初はぶっちぎりで嫌いだったが、友人・ハルキのイチ押しということもあり少しずつ克服していった。
その甲斐もあって今ではキービジュアルを見て『最終的に主人公はビルの屋上からマントをたなびかせながら立ちションする』という考察を重ねるにまで至った。
結婚指輪物語
カズンサのオカズ。
実際ヒメのデザインはめっちゃエロいと思う。
魔法少女にあこがれて
最初は「オタクくんが好きそう」という印象だったが、よく考えたら自分もオタクくんだったので好きになった。
なおエロシーンは正直ピクリともしなかった。絵柄の問題だろうか。
こりす、全然喋らないのにキャラ立ってて好き。
ゆびさきと恋々
この作品を語る上で『第10話 桜志の世界』の話は欠かせない。
視聴者目線だとお邪魔キャラでしかなかった桜志くん掘り下げ回。
雪との出会いを描き、ライバルである逸臣さんとの確執に(一応の)決着がつく神回。
それまで「なんか気に食わないな~」と思っていたキャラなだけに、その反動ですごく好きになった。
ヘイトコントロールなんて無粋な言葉は使いたくないけど、本当に完璧な構成だと思う。
EDに関しては最早語るまでもないが一応。
チョーキューメイとかいう阿部真央に並ぶ神ED製造機。
魔都精兵のスレイブ
エロ枠だが、サービスシーンは滅茶苦茶淡々としていてむしろ硬派に感じる。
内容は「ほーん」という感じだが、キャラデザが良くて楽しく見れた。
えちえち黒インナー三人衆。下手な裸より断然いい。
お気に入りキャラはゴールデンアワーでお馴染み、私様(わたしさま)こと東八千穂。
いい顔で笑う。
至高のポーズすき。
悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~
えあろ「悪役令嬢モノは好物です!」
ここ完全に空閑遊真と三雲修。
エレノーラとかいうネームドモブ。
OPEDでバチクソ目立ってるのにほぼ話に関わってこない謎の存在。
こいつ結局なんだったんだよ…
本編よりファイルーズあいの無表情ダンスのほうが面白い模様。
メイド(CV長谷川育美)「ブレーンっ!」
育アンども「あああああああ!!!!(発狂)」
勇気爆発バーンブレイバーン
そっその敵枠。
成功してしまったマージナルサービスという印象。
好き勝手やらかして終わった最終回は嫌いじゃなかったけど、それはそれとして途中つまらんすぎんか???
佐々木とピーちゃん
サラダボウルに全てを奪われた敗北者。
外科医エリーゼ
MAHO FILMの本気。
序盤、ガバガバ発言で視聴者のハートを掴んだ陛下。
8話のグレアム先生回はストレートにいい話だった。
映像含め古臭さMAXのOPすき。
スナックバス江
原作読めば良さそう。
戦国妖狐
『惑星のさみだれ』同様、持ち上げられているほど面白いとは感じなかった。
「お互い本名呼びで殺し合うライバル関係って熱いだろ?こういうの好きだろ?」みたいなスケベ心が透けて見えますわ…
メタリックルージュ
序盤から中盤まで「つまんね~~~~~~~」ってなりながら見てたけど、10話あたりからようやく「あれ?面白いかも?」と思えてきて最終的にこの位置に。
シアン『最高の他人…? 何それ?』
ルジュ『うん…そうだな。むかつくとこもあるけどずっと一緒にいても平気。最高の他人だな。ナオミは』
この会話聞いた時のナオミの表情がいいんだよな。
「るじゅれっどすたぁぁぁ~↓」
人形遣い師とかいう喋るだけで面白い神キャラ。
薬屋のオヤジといい、家中宏有能過ぎないか??
シアンがキモイ仮面被らされるとこすき。
2024春クール現在も放送中。
1クール目に関して言うと、基本的に魔物を狩って調理して食うだけなので終盤はちょっと食傷気味だった。
しかし2クール目に入った途端グングン評価を伸ばしている。
というのも、2クール目からは主人公パーティ以外の様子も描かれるようになり、群像劇的な要素が追加されたのである。
これまでと異なる視点で描かれることにより、世界観に深みが増したように思えた。
2024冬の時点ではMT図において上記の位置となるが、前述のとおり18話放送時点ではもっと評価を伸ばしており、今後にも期待が持てる作品となっている。
姫様“拷問”の時間です
今期の『普通に面白い』枠。
EDがかわいい。
魔女と野獣
…と見せかけて「や~れやれ」を最後に捩じ込むことに成功。
月刊モー想科学
これターゲット層どこだよ…
正直9話はとても良かったです(小声)
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
エアロの敵枠。
レジェンドOP過ぎるだろ…
内容に関しては↓の201・202の言いたいことがとても分かる。
望まぬ不死の冒険者
やっぱダークファンタジーって神だわ。
序盤:ちょっと面白過ぎて怖い。ロレーヌえっちだなぁ。
中盤:流石に落ち着いてきたか…?ロレーヌえっちだなぁ。
終盤:ロレーヌえっちだなぁ。
みたいな感じで評価が変遷していった。
序盤がピークだったと言わざるを得ないけど、それでもいい作品だったと思います。
ヒロインのローレヌ。CVみかこし。
えっちすぎる。
サムネにもなってたシーン。
9話のロレーヌ。
なんかいつもより露出高くね???ってなった。
最終回で急にデビル化するレントで笑っちゃうんすよね。
そして忘れてはいけないのがこちらのED。
やっぱ阿部真央って神だわ。
シェイラ(CV長谷川育美)「ブレーンっ!」
育アンども「あああああああ!!!!(発狂)」
弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
育シン教唯一神みみみ御本尊大日釈迦如来(CV長谷川育美)「ブレーンっっっ!!!」
塵となって消える育アンども「」
1(中) ミミ=ミ・ミ・ミ .324 4 74
2(一) ドンクライ(泣くのはおよし)・たまちゃん.308 8 86
3(三) Mimimi mimimi(ネイティヴ・ダンス) .361 40 168
4(左) ???(動物界脊椎動物門脊椎動物亜門哺乳網サル目真猿亜目峡鼻下目ヒト上科ヒト属ヒト種 菊池) .001 0 0
5(捕) 五十嵐 一賀 .330 34 119 *2
6(右) ミミミミミ・ブッレブッレ .287 25 89
7(二) スーパー・ミミミ・キャッスル .269 25 67
8(遊) シャンフロのジョージ .278 21 60
9(投) ミミミはミミミでもブレブレな友崎ってブレ~ン? 18.57 0勝104敗
333377775555年、「私の知らない飛び方」により人類が滅亡した以降の世界では神聖みみみ朝ブレーン帝国の台頭により「全てはみみみにより規定される」という一元的な価値観の下で統治が成された。
帝王であるミッミミミミミⅣ世が提唱した育美=みみみ=ブレーンの三位一体改革により工業力は飛躍的に上昇し豊かな経済力と繁栄を手にしたみみみ達は生き残っていた一人の人間(???)から小説という旧文化を取り入れ発展させていった。
帝国の威信をかけて結成された文化祭の演劇は怪我と脚本の弱体により4位に終わり面目が潰れた皇帝アリシアリブラクリス=風香=菊池Ⅸ世は選手を処刑し「友崎が欲しければCV茅野愛衣になり給え」と暴言を吐き、これに激怒した産業資本みみみや労働みみみは暴動を起こし帝政は倒れた。
中盤までは今期覇権確定と目されていた作品。
8話ラストを見たとき「こんな面白過ぎるアニメがあっていいのか…」と頭を抱えたほどだった。
しかし9話以降、作中のキャラが作った知らん小説の話がメインとなり、そのまま落陽を迎える結果となってしまった。
しかし放送終了後、育アン勢力の台頭とともに、みみみ単体のポテンシャルについて再評価の流れができつつあるという噂。
CV長谷川育美の化身として今後も育シンから信仰され続けるだろう。
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
いうほどゴミ拾いしてるかこれ??
仲間キャラのおっさんorジジイ率が妙に高い。
なんでも野ネズミに換算することに手応え感じてそう。
アンデッドアンラック
2024冬ワーストに位置する作品。
感動ポルノ。
1話から終始ず~~~~~~~っとひとりで勝手に盛り上がってる印象。
ノリについていけるかいけないかでハッキリと明暗が分かれる作品なんだと思う。
ラトラ(CV長谷川育美)「ブレーンっ!」
育アンども「あああああああ!!!!(発狂)」
葬送のフリーレン
「一番好きな魔法は?」
◆
◆
◆
「合格だ」
ユーベル(CV長谷川育美)「ブレーンっ!」
育アンども「うああああああああ!!!!!!(発狂)」
ぽんのみち
流局西入編とかいうなしこの従兄が主人公の漫画読んだけど、なんか寝取られた気分になって嫌でした。
ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd season
ようじつについては、
1期:つまんね~~~~
2期:最後らへんちょっと面白かったな
3期:面白いじゃん!
という感じで、3期でようやく面白いって感じるようになった。
主人公・綾小路の掘り下げがあったからかもしれない。
このシーン汎用性高くてスライド作る時にお世話になりました。
ラグナクリムゾン
評価ポイント:殺尽竜・ギルゼアの喋り方が面白い。
以上。
マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
岡崎体育「うあああああああ!!!!!!!!(発狂)」
「オヤジィ!」
「オヤジィ…」
流石に草生えるわこんなん。
幼少期の猫猫とかいう禁止カード。
僕の心のヤバイやつ 第2期
ふたなり山田に京ちゃんが孕まされる同人誌抜けるのでオススメです。
シャングリラ・フロンティア〜クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす〜
やっぱオイカッツォって神だわ。
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd
↑ 1stシーズンのリット。
↑ 2ndシーズンのリット。
1stシーズンの見せブラみたいな服装のほうがエロくて好きだった。
ヴァンとラベンダ、散々やらかしておいて最後あっさり改心しすぎでは???
HIGH CARD season2
開幕絶頂OPで毎回笑っちゃうんすよね。
まとめ
以上、2024冬アニメ振り返りでした。
半分ぐらいエロかったなぁって感想とCV長谷川育美の話だった気がする。
真面目な話をすると、友崎くん2ndが終盤失速したのが本当に痛かった。
途中までは打線クラスの作品だっただけに非常に惜しい。
いつか『私の知らない飛び方って神だわ』って反転する日が来ることを期待したい。